ジモ専とは

ジモ専とは、地元専用(一般お断り)略して「ジモ専」。

「家族」「親族」「近所」「組合」のための非商用施設及びその敷地。

一般お断りなので部外者は行っても入ることができない。無断で入ると不法侵入になる。

 

一般でも入ることができる観光施設やお金を取って入れる銭湯式と区別するために、この言葉は存在する。※1

 

しかしネットを見ていると「地元の人の行く温泉(ジモ泉)」と誤認識している人が少なくない。

 

これだと意味を勘違いして、地元の人に迷惑をかけることもある(事実、別府であった※2)

 

温泉ソムリエとか温泉名人とか温泉マイスターとか、肩書ばかりが立派なわりには温泉の事情に詳しくない人が増えてきている。(もちろん詳しい人もいるが、少数)

 

が、しかし・・・

 

そういう肩書を持っている人は温泉や温泉の事情に詳しいと思われがちなため、その人達がblogやSNS、TVや雑誌等で勘違い発言をしたとしても、それを見ている人、聞いている人がそうなんだと思いこみ、また、ネットで拡散されてしまい、事実上、「地元の人の行く温泉」になってしまう。

 

そうなると、また何らかの形でトラブルが起きる。

性善説はやめなさい。

 

※1 「近所」「組合」などであっても独自ルールで、宿泊客のみに許可をあたえているケースも有る。

 

※2 別府の場合は組合施設であっても外来入浴が可能だったり、年に数回、一般開放されることが(施設によって)あるため、地元専用といってもハードルの低さがある。

 

それ故に、人によってはジモ専と言われても「地元の人の行く温泉」のイメージを持つものも少なくない。また、別府のケーブルテレビを始めとする地元メディアも本来の意味でない解釈でoutputされている。

 

そのため、本来の地元専用とは思わず、入浴して迷惑をかけた人がいた。

悪いのは誰だ。